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社長ブログ

清潔であること

「小さな」リフォームで一番喜ばれること。(私の経験で)
浴室、洗面台、キッチン、便器などが新しくなったときです。

これらのうち一つでもいいんです、汚れていた水まわりがキレイになると家族の表情も明るくなります。
やっぱり清潔感は暮らしを豊かにするんですね。

ですから水まわりは簡単に取替えできるよう、設置場所や設置方法を考えておくことが大事だと思います。
簡単に取替えできればコストも安くすみますから。

水災補償

火災保険の水災補償について調べてみました。(あくまで保険会社の一般的な支払要件です)

まず、「台風、暴風雨、豪雨等による洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ・落石等の水による災害が原因である」こと。
ですから、地震が原因で起こる津波や土砂災害による家屋・家財の損害補償はされないんです。
これらは「地震保険」の対象になります。

床上浸水は補償の対象なのですが、注意しなければいけないのは床下浸水です。
「床下浸水で汚泥が床下にたまる被害」にあっても火災保険の水災補償が受けられない事が多いんです。

床下浸水で補償の対象となるのは、「地盤面から45cmを超えた床下浸水」あるいは「再調達価額の30%以上の損害を受けた場合」です。

車の水没は対象外。
強い雨風のなか、滑って転んで怪我をしても対象外です。
家財については保険の対象に家財が含まれた契約が必要です。

私の会社も床下浸水なのですが、火災保険での水災補償は受けられないと思います。
ならば、床上浸水のほうが補償的に良かったのか・・・
そんなふうには考えられません。
床上まで浸水してしまうと日常の生活ができなくなりますから。

床下ならまだ助かったほうなのかなとも思います。

調べてみた

想定すれば検証が必要です。
『津幡町洪水ハザードマップ』をじっくりと眺めてみました。
ハザードマップとは対象河川の洪水により想定される、浸水の深さを合成して表しているもの。

1.床下が浸水した私の会社のあたりは0.0~0.5mの浸水想定区域になってます。
2.床上まで浸水した家がある本津幡駅の東側地域は0.5~3.0mの浸水想定区域。
3.土砂崩れがあった太白山神社付近は土砂災害特別警戒区域もしくは土砂災害警戒区域です。

当たってる、ハザードマップ。

反対にハザードマップの想定が違ったエリアもあります。
0.5~3.0mの浸水想定区域である津幡川沿いではほとんど被害が無いところも。
これはたまたま堤防を越えなかっただけで、あと数センチ水嵩が増せばどうだったか・・・
ハザードマップは被害があってからではなく、日頃から確認しておく事が大事だと思います。

ハザードマップ等 - 津幡町

https://www.town.tsubata.lg.jp/division/soumu/hazardmap.html

大雨

全国ニュースになっている昨晩の大雨の被害。
早朝、恐る恐る会社の玄関を開けてみたら扉の下から流入した土砂でタイルが埋まってました。
その後3時間かけてある程度の土砂を水で流すことができましたが、元に戻ったわけではありません。
9時すぎからずっと私の携帯は心配や激励の電話やメールで鳴りっぱなし。(バッテリーが減るの早)
感謝しかありません。

でも津幡町で私の住んでいるエリアは比較的損害が小さく、他のエリアは床上浸水、土砂災害、停電、断水で大変みたいです。ですから心配していただくのが少々こそばゆい気持ちです。

今晩もまた雨が降る予報です。
皆様、大変だと思いますができるだけのご用心を。

私は住まいには花が必要だと思うんです、といいますと室内に花や植物を飾ることだと思われるかもしれませんがちょっと違います。

文字通りの花ではなく抽象的な「花」です。

デザイナーや職人の技巧や感性、気のまわし(クラフトマンシップ)で空間は活気あるものに変わり、癒やしや安らぎを感じることができるんです。
そういったものが住宅に花を生むんだと思います。
花がない家はどうもつまらないし、量産型的な普通さを感じてしまいます。

また「華がある人」(漢字が違うのですが)ってよく言いますね。
「華やかさ」や「華々しさ」という言葉もある通り、ぱっと人からの視線を惹きつける魅力のことです。
そういう要素も住宅にあっても良いと思いますがそればかりだと疲れてしまうし、飽きてしまう気がします。

「華」があっても良いのですが調和は必要で、「やりすぎない」ことが重要だと思うんです。