一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が選定した2025年のトレンドカラーは「ホライゾングリーン」だそうです。
どんな色かといいますと、

https://jafca.org/
こんな色。
深みがあって落ち着くグリーンです。
パントーン社(PANTONE)が2025「カラー・オブ・ザ・イヤー」で選んだのは「モカムース」。

https://www.pantone.com/hk/en/color-of-the-year/2025
上品で落ち着きを感じます。
住宅の差し色にも使えそうです。
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が選定した2025年のトレンドカラーは「ホライゾングリーン」だそうです。
どんな色かといいますと、
https://jafca.org/
こんな色。
深みがあって落ち着くグリーンです。
パントーン社(PANTONE)が2025「カラー・オブ・ザ・イヤー」で選んだのは「モカムース」。
https://www.pantone.com/hk/en/color-of-the-year/2025
上品で落ち着きを感じます。
住宅の差し色にも使えそうです。
30年くらい前のこと。
ある日上司の商談に同行させていただいた際、上司がこう言いました。
「安かろう悪かろうの家を建ててはいけません」
当時はローコストメーカーが台頭し始めた頃でした。
実際に建物の品質が十分でない事例が多くありました。
私のいたビルダーはクオリティの高いものを建てていると自負してました。
それで上司は、「価格だけで家を選んでしまうと、将来後悔するかも」と伝えたかったのだと思います。
住宅は、人生の中でも最も大きな買い物の一つです。
選択を誤れば修繕や建て替えで多額の費用が発生し、経済的にも精神的にも大きな負担となります。
自動車を例に上げますと、
安物の車をローンで購入→すぐ故障→修理ができないくらい駄目な状態→ローンだけ残る。
こうなると悲惨です。
建物でもあり得ることだと思うのです。
維持・修繕に多額な費用がかからない建物。
工務店の考え方ひとつで住宅に反映される部分です。
それを含めて、コストパフォーマンスだと考えてます。
私は物心をつく前から家業が材木屋で、住まいはその製材所の隣でした。
そのうち父が大工さんを雇い木造建築の仕事も始めました。
私が小学校から帰りますと店舗併用住宅の事務室には必ず誰か職人さんがいたものです。
ワイワイした雰囲気が温かくてとても好きでした。
近頃、職人さんが減ってきています。
高齢になって引退された方もたくさんいます。
左官屋さん、塗装屋さん、タイル屋さん、クロス屋さん・・・
みんな引退したら家が建たなくなってしまいます。
先日も現場で大工さんに「息子さん、大工さんにならないの?」って聞いたら
笑いながら「たぶん、それは無いです、そんな気ないですもん」って言ってました。
「クラフトマンシップ」とは、物作りにおける職人の技能やそれを追求する姿勢のことですが、
そこから生み出される作品は工業製品とは一線を画す感動があると思うのです。
現場でじっくり話せば、昔は良かった、またこんなの作ってみたいって意見があるんですね。
職人の矜持です。
そういう言葉を聞くと嬉しいですし、自分も努力したいって思えるんです。
先日、イオンモールでの出来事です。
昼どきで混雑しているカフェでランチを取っていると、アンパンマン柄の「きゃらくるカート」に二歳ほどの女の子を乗せた若いお父さんが店内に入ってきました。
ちょうど二人が通りかかった先のテーブルが空いていたのですが、そこで女の子が――
「パパ、ここにカートを置いたら他の人の邪魔になっちゃうよ!」と、お父さんに小さな声で言うんです。
すごいなぁ、周りの人に気を使えるなんて。
どんなふうに育ててるんだろ。
大人になっても周りに気を使えない人もたくさんいると思うのです。
とても印象的でした。
私も見習わないと。
午後から完成間近の家の施主検査に行ってきました。
マチナカなのですが南向きということもあって室内どこも明るい家です。
無垢材の柔らかさが寛ぎ空間をつくり出してくれています。
この部屋は「〇〇ちゃん」、「冷蔵庫がここで・・・」。
すごく楽しみにしてるのが伝わります。
そんな話を聞かせてもらえますと幸せな気持ちになるんです。