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社長ブログ

「金利が変わると、建てられる家も変わる」

私が住宅営業を始めた頃は、住宅ローンを組む施主様のほとんどが、『住宅金融公庫』を利用していました。

懐かしいなー。

営業社員はみんな住宅金融公庫が発表する最新金利情報を目を皿にして見てたと思います。

金利の変動によって借入限度額が決まり、総予算が変わるからです。

金利が下がると、同じ返済額でもより多く借りられました。

現実、住宅金融公庫の金利はどんどん下がっていきました。

でも利息が安いから返済額は同じ。

つまり、毎月の返済額を変えずに、より高額な住宅を購入できたというイメージです。

これからの住宅市場では逆の現象が起きる可能性があります。

金融機関が「実行金利」(実際の金利で審査)、「審査金利」(返済能力で判断)、

どちらを適用するかで影響は多少変わると思うのですが、

総予算を決定するには金利の動きは無視できないと思います。

石川県の住宅地価格、金沢周辺から郊外へ

昨日の北國新聞朝刊です。

【石川県の基準地価(県が公表する土地価格の目安)では、住宅地の上昇率が、かほく市3.2%、津幡町3.0%となりました。背景には建築費の高騰があり、金沢市や野々市市よりも土地価格を抑えやすい郊外へ、住宅需要が広がっていると考えられます。】

そうでしょうね...

金沢に比べて2分の1、3分の1の土地予算で済みます。

それでいて、通勤する分には場所にもよりますが、市内在住より早く到着する場合もあります。

若い人がどんどん増えていくのは大歓迎です。

地域が発展し、便利になっていくのですから。

それにしても金沢駅前の基準地価が高すぎません?

富山の2倍、福井の3倍って。

金利上昇、特に長期固定ほど

今日から9月ですが、大雨やら残暑やら・・・気持ちの良い秋はまだ先みたいです。

北國銀行さんからメールで住宅ローンの情報が届いてました。

2026年8月1日〜8月31日
2026年9月1日〜9月30日

住宅ローンの金利が9月にかなり大きく引き上げられていますね。(北國銀行さんの資料)

最初「えっ?」って思いました。

内容をよく確かめてみますと、長期固定ほど上昇幅が大きく、8月中に申し込まれた方との差は無視できない水準です。

8月 → 9月の金利比較

金利タイプ2026年8月2026年9月上昇幅
特約固定2年0.40%0.70%+0.30%
特約固定3年0.50%1.00%+0.50%
特約固定5年1.05%1.75%+0.70%
特約固定10年1.75%2.65%+0.90%
特約固定20年2.20%3.20%+1.00%
変動金利1.975%2.225%+0.25%
8月の割引後金利は、2年0.40%、3年0.50%、5年1.05%、10年1.75%、20年2.20%、変動1.975%でした。
9月はそれぞれ0.70%、1.00%、1.75%、2.65%、3.20%、2.225%になっています。

一方、固定期間終了後のルールはほぼ変わっていません。

また手数料・基本商品条件も変更ないようです。

無垢材天板のテーブル

林野庁のホームページの「建物の内装木質化のすすめ」を読んでみました。
その中で面白い検証があったので紹介します。

〈検証の内容〉
オフィスで働く18名(男性11名、女性7名)に天板材3種類のテーブル(白色メラミン化粧板、木目メラミン化粧板、クリ無垢単板)を用い、それぞれ5日間ずつ使用してもらう比較検証を実施。材質の違いが、執務者の心理状態や整理能力、さらには生産性に及ぼす影響についての検証結果を得るというもの。

クリ材のダイニングテーブル

〈結果〉
クリ無垢単板は、白色メラミン化粧板と比較して、疲労感(不快感)が有意に低いことが確認。また、混乱・当惑、疲労・無気力、緊張・不安といった各種の気分評価においても、低い傾向が実測データとして示されています。

無垢材天板のテーブルを使用すると、疲労感やストレスの緩和に効果があるということです。
私も木の天板で作業しているときはホワイトのデスクより疲れないような気がします。

最近、大企業のオフィス事例を見ると、木材を使用した大判テーブルの採用が目立ちます。
社員の疲労感の軽減や、心理的ストレスの緩和といった効果を期待したものなんだと思います。

受験期の子供の勉強机なんかも無垢材にしたら集中力が高まり、疲労が軽減するかもしれませんね。

持ち家

野村総合研究所レポートによりますと、日本の新設住宅着工戸数は2024年度の82万戸から減少傾向が続き、2030年度には80万戸、2040年度には61万戸にまで減少すると予測されています。
持ち家に限っては2024年度には22万戸だった新設住宅着工戸数は、2040年度には14万戸に減少する見込みです。
36%の減少です。
理由は「住宅価格の上昇」や「人口の減少」。

野村総合研究所「2040年度の新設住宅着工戸数は61万戸に減少」

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/20250612_1.html

資材の値上がりで建築費がどんどん高くなってます。
一方で国が求める住宅性能はハイレベルになってます。
去年に比べて子育てグリーン住宅支援事業助成金の額が実質半額になってます。
わずか一年違いで半分。
これは「ZEH水準住宅」よりさらに高性能な「GX志向型住宅」に大きく予算を割いたからだと思います。
下位基準の住宅には抑制的な建付けです。
個人的には予算配分をもう少し考えてほしかったと思ってます。