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社長ブログ

吹き抜けのある家

吹き抜けの有無は迷うところです

我が家は大きな吹き抜けを作りました。
理由は土地が若干狭かったので、LDKの奥行きが期待できないと思い、代わりに高さで開放感を感じるようにしたいと思ったのです。(見せ場を作りたいという気持ちもありました)
窓もできる限り大きくしたので、自然光が奥まで届き、日中は照明を使うことがありません。
良かった良かった。

と手放しで喜べるわけでもありません。
メリットがあればデメリットもあるのが世の常。
やっぱり冷暖房の効率は吹き抜けのない家に比べて悪いと感じてます。
新築当時(10年前)、できるだけ断熱材やサッシで性能の良いものを入れたつもりですが物足らない感じです。
それと居住面積として使えない部分にも当然費用はかかります。(建築コストが上がります)

もちろん完璧な住宅など未来永劫あろうはずがなく、どこかに弱点は存在します。
最終的には家族が笑顔で過ごせることができればそれが良い家だと思うのです。

寝室の天井にヒノキを選んで、10年経ってわかったこと

東濃桧羽目板張り勾配天井

我が家の寝室にはヒノキの羽目板を天井に張っています。
年月を重ねるうちに木肌は少しずつ飴色に変化し、深みが加わって、いっそう美しくなったと思います。

仰向けに寝転ぶと、ふわりとした木のぬくもりが視界いっぱいに広がり、心と体の緊張がすっと解けていきます。
ヒノキに含まれる天然の芳香成分も、安眠をサポートしてくれている気がします。
おかげで寝付きもとても良く、森林浴をしながら眠りにつくような感覚です。

ヒノキの木肌は光の反射率が約30〜50%で人の肌と同じくらい。
朝も柔らかい光につつまれ、気持ち良く目覚めることができます。

施主検査

午後から完成間近の家の施主検査に行ってきました。
マチナカなのですが南向きということもあって室内どこも明るい家です。
無垢材の柔らかさが寛ぎ空間をつくり出してくれています。
この部屋は「〇〇ちゃん」、「冷蔵庫がここで・・・」。
すごく楽しみにしてるのが伝わります。
そんな話を聞かせてもらえますと幸せな気持ちになるんです。

開放的なオープンプラン

笑顔

今日もお客様との打ち合わせに参加しました。
仲良くて素敵なご家族が設計図を見ながらニコニコしている姿を見て、こちらまで楽しい気分になります。
『笑顔』の回数が多いほど、それは良い家なんだと感じます。
家族の団らんが生まれ、健康的で、固定費が少なく、何よりも『我が家が好き』と思えることが大切です。
そのために何をすれば良いかを考えることが重要です。
幸せが多ければ家づくりは大成功です。

気密測定

先日のこと。
建築中の住宅の気密測定測定を行ったそうです。
設計担当のS君が施主さん立ち会いのもとで現場で測定。
「いくつだった?」と私。
「0.15です」とS君。
すごい、新記録です。(これまでの最高は0.3)
いくつというのはC値のことで1㎡あたりの隙間の量(c㎡ / ㎡)を表します。
一般的に高気密住宅をうたってるビルダーで1.0㎠/㎡以下ですからとても0.15はとても良い数値です。
S君は断熱工事の先にも後にも現場を訪れ、隙間をチェックし、見つければ気密テープやウレタンスプレーで埋める作業をやっています。
良い数値がでるのはそのおかげです。