仕事がら私のGoogleのトップ記事は家づくりの情報が多くなります。
今朝スマホで見つけたのは、
『バカみたいに明るい日本の家を何とかしたい…建築家が「照明が暗い」という家主のクレームを無視し続けた理由』(プレジデントオンライン)
たしかに日本に家って照明が明るすぎると思うんです。
記事にもありますが部屋のすみずみまで均一に明るいのが日本の住宅の特徴だと思います。
それだと優しい明るさが無い感じがしてしまうんです。
外国の照明プランナーが「欧米の住宅は部屋の隅を照らす」という記事を読んだ記憶があります。
映画などで見る欧米の住宅がなんとなく雰囲気があるなぁって感じる理由の一つだと思ってます。
でも照明プランナーの立場とすれば「暗がりをなくしたい」という住み手の意識を尊重するのも分かるんです。
なかなか難しいですね。
ちなみに私は多少暗くても全然大丈夫です。
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住宅建築で難しいのは完成するまでイメージがわからないということです。
オリジナルウッドでは着工前に外観と内観のCGパースを作っています。
完成した実物写真と比べても見分けがつかないくらいの表現力。
設計担当のN君は東濃ひのきのフローリングの木目を画像として取り込んでCGで表現するくらいですから
いっそう本物の雰囲気に近づきます。
これなら施主さんとも断然イメージを共有しやすくなります。
「もっとこうしたら良いんじゃない」って気づくこともたくさんあります。
照明や家具などのインテリアを空間に仮配置できるのもCGならでは。
わかりやすいっていいなぁ。
住宅ではカラーに関する打ち合わせが多くなります。
外壁、サッシ、クロス、フローリング、タイル・・・みんな色決めが必要です。
たいてい実物より小さなサンプルを参考にして決定しなければなりませんから
施主さんにとって難しいと思います。
経験上、小さな部分でしたらあんまり心配はいらないと思います。
ちょっと派手かなって思っても小面積だったら全体的には問題ないことが多いです。
一方で大きい面積の色を決める場合は慎重になるべきです。
外壁やフローリング、天井だとか。
ちょっとの色のトーンの違いで印象が全く変わってしまうからです。
面積が大きくなるにつれてしだいに彩度が上がって見え,同時に明度も高くなって見える現象
=「面積効果」をプラスα考慮しておくべきです。
どうしても失敗したくないなって思うなら近所さんの色を見渡し、調和を考えれば良いです。
住宅を建てられる施主さんの年齢が私の子供の年齢に近くなってきました。
一番上の子が24歳ですから、新婚の施主さんでしたらあんまり変わらないこともあるんです。
私も53歳ですから当然かもしれません。
でも私自身はさほどジェネレーションギャップは感じません。
家づくりに関する情報は常にアップデートが必要でアンテナは張り続けないといけないんです。
情弱は現代の家づくりにおいてはとてもリスキーですから。
そのためデザイン面、機能面で情報を得るためにInstagramやYou Tubeもチェックしますし、
雑誌や本なども暇さえあれば見ています。
ですから必然的に住宅取得世代の感性に近づいていくんです。
毎週のように若い世代のお客様とお話できるのは楽しくて、刺激的で、共感も生じます。
ですからあんまりギャップは感じないです。
「こどもエコすまい支援事業」が終了し「子育てエコホーム支援事業」
という名称に変わるみたいです。
内容は若干違うと思いますので看板の掛替えというわけではないでしょうが
名前が似ていて覚えらません。
私だけでしょうか。
こどもを漢字にし、すまいを英語にしただけでは・・・
お客様に間違った名称を言ってしまいそうでなんだか不安。
ともあれ、施主さんへのなんらかの支援事業が残って良かったと思います。
おそらく継続するだろうなって思ってたのですが絶対ってことはないですから。
これまでも施主さんには「今のところ決まってないです」って伝えてました。
希望的憶測で物は言えませんし。
私のお客様はお若い方が多いです。
皆さんライフサイクルの中で住宅を取得する必要があり、大きな決断をしてるのです。
だから少し安心しました。
子育てエコホーム支援事業について
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000243.html