Manager Blog

社長ブログ

フラット35の省エネ基準

4月から「フラット35」を利用するには国が定める「省エネ基準」を満たすことが条件になります。
これまでは、省エネ基準として「断熱等性能等級2相当以上」でした。
それが、「断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上」または「建築物エネルギー消費性能基準」に変わります。
オリジナルウッドの新築住宅なら楽にクリアできます。

しかし国土交通省と消費者庁で去年の10月からより上位となる断熱等性能等級等級6および等級7が新設されています。
これはZEH水準を上回る等級でHEAT20のG2・G3を目安に設定されてるんです。
将来的には当たり前の仕様になっていくと思います。
そうなるのがわかっているのなら先駆けて取り組んでいかないと時代遅れの工務店になりますし、施主様にも申し訳ないと思うんです。

フラット35 来月から国の「省エネ基準」を融資の条件に 国交省

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230327/k10014020591000.html

子供部屋

4月から長女が県外へ進学することになりました。
長男と次男は先に東京で暮らしているので、家族は私と妻と3匹のネコになります。

3つの子供部屋は空室になります。

新築のときから、それぞれ四畳半で長女の部屋だけ間仕切りしました。
長男と次男はずっと間仕切り無しで過ごしました。(二人で9帖)
今も仲良しです。

みんな一度も狭いとは言わなかったなぁ。
四畳半でも十分なんだと思います。

北向きの窓は安定した光が入ってきて暗いとは感じませんでした。
今は部屋がガランとしてさみしいですがこれも家族の成長なんですね。

寒くない家

3月14日の日テレの『カズレーザーと学ぶ。』で『室温が低いと健康寿命が縮む!?寒すぎる日本の住宅を襲う2025問題』という番組をやってました。

慶應義塾大学理工学部教授・伊香賀俊治さんのお話。
「日本の家は世界的に見ても異常に寒く、それが原因で多くの人が病気になっているから。16度の家と18度の家に住み続けた高齢者の調査をしたところ、室温2度の違いで要介護期間が 3年違うという結果がわかった。WHOは“家の中の冬の室温は18度以上に保ちなさい”と勧告を出しており、その18度を下回るような家に住んでいると、脳卒中や心筋梗塞、肺炎などの病気で亡くなりやすい。5,000万軒日本には人が住んでいる家があるが、9割が18度未満で問題になっている。日本の家はおよそ7割が断熱材を使っていないか、わずかに使っている程度で断熱が非常に弱い。」

私のお客様も多くの方が「今住んでる家がとにかく寒くって・・・」とっしゃいます。
建て替え原因の上位になってる印象です。
これまでは施主様の関心は、デザインや素材などの重要度が高く、その次に断熱性能っていうところが多かった気がします。
コロナ以降、電気代も上がるし、建築費用も上がってます。
病気になりやすい家に住んでると医療費だって上がります。

性能の良い住宅を建てることは今は『正義』なんだと思います。
2年後、3年後常識になっていくことは先取りして今やっておくべきなんです。

『カズレーザーと学ぶ。』今回のテーマは人生に影響を与える「住まい」の新常識

https://plus.tver.jp/news/ntvtopics_134959/detail/

テレアポ

テレアポの電話多いですね。
トラックを売って欲しい、株を買わないか、お客様を紹介します・・・
忙しい時だと本当に困ります。

私は若い頃、地域ビルダーの住宅営業をやってましたので電話でのアポイントの経験があります。
主に内覧会やイベントのお誘いです。
もちろん、知らない方に電話することはしません。
以前に内覧会などに来ていただいた名簿のお客様。
ですからフレンドリーに接してくれる方が多かったですね。
「あ〜、このあいだもどうも。」という感じ。
それでもお客さんの都合を考えず電話するのは苦手だったなぁ。
やっぱり迷惑だったこともあると思います。
だから今はほとんど行いません。

お客様との連絡はメールかLINEです。
ファイルも添付できますし、不都合な時間帯に電話をかけてしまうことがないので少し気が楽です。
もし、私にご質問などございましたらメールかLINE(ご登録をお願いすることになりますが)で気軽にご連絡くださいね。

リノベ

中古住宅を購入してリノベというご相談を受けることが増えてきました。
新築ほどコストが掛からないと思うので住宅ローンの負担が少なく魅力的です。

しかし、いざ中古物件を探してみますとなかなか難しいんです。
1981(昭和56)年6月1日以前の建物なら耐震補強工事は絶対だと思います。
最近では震度6以上の地震が10年に1回の頻度で発生しています。
今後30年間でも3回はこのリスクに向き合わなければならないのです。
ですから旧耐震の住宅はコストがかかるのでリストに入れにくいんです。

それと数年内に発生するであろう修繕費を物件価格に加算しなければなりません。
これを忘れてはいけません。
日経新聞(2017年)によりますと築後30年で想定される修繕費用は832万円にのぼった、とあります。

築後30年で800万円も!?戸建て修繕費の積み立て術[NIKKEIプラス1]

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO17709500V10C17A6W07000/

屋根、外壁、バルコニー、ユニットバスなど基本的な項目だけです。(最近の物価上昇を加味して試算し直すと930万円超だそうです)
築20年の中古住宅を買った場合、10年以内に930万円超の修繕費がかかる可能性があるんです。それに最近の住宅に比べると断熱性能が悪く電気料金が大きくなるんじゃないかと思います。

中古物件をリノベというのは悪いことではないんです。
状況の良い物件を見つかればコスパも良く、新築するよりぜんぜんお得かもしれません。
重要なのは建物の現況を調査した上で今後必要になる経費を把握することです。
できればプロに依頼して建物診断を行ったほうが安心だと思うんです。