最近スマホの画面が小さすぎて文字が読めないんです。(老化ですね)
ピントを合わせようと目に力を入れると頭が痛くなってきます。読書とかもきついです。
目が年々悪くなっている場合、住宅を建てる際に注意すべき点はなんでしょう。
まず間接的な自然光が取り入れられるように設計すること。それと明るい壁の色を選ぶことも大切なんです。
そうすることで目の疲れや視力の低下を軽減する助けとなります。
ちなみに我が家は日中は照明なしで新聞が読めるくらい明るいです。だから目が楽、疲れにくい。
次に照明。適切な照明計画は視界を明るく保ち、目の負担を軽減します。
照明器具は部屋に合った「明るさ」の物を選ばないと目がだんだん悪くなります。
TPOに応じて色温度を変えられる照明も良いと思います。
青白い光は明るくさわやかで仕事などがしやすいですし、黄色がかった光は落ち着いてリラックスできます。
特に読書や作業スペース、キッチンなど、視力を必要とする場所の器具選びは慎重に。
Manager Blog
傘をさして歩道を歩いてたらビシャっと通りがかりの車に水をかけられました。
会社の前の道路が凸凹なんです。そこによく水が溜まるのでそれを弾いたんですね。
運転手はここを頻繁に通る人じゃないんだと思います。このあたりの人はみんな知ってますから減速します。
だから仕方ないですね。
ついてなかった・・・・
私だったら、雨の日の歩道に人が歩いていたら減速するくらいの気のまわしはできるんじゃないかと・・・
ひょっとしたら歩行者に水がかかるかもしれないじゃないですか。
「かもしれない運転」と「だろう運転」は、どちらも運転時の心構えを言い表した言葉です。
これって建築現場でも大事な心構えだと思うんです。
(雨仕舞をしっかりしないと)雨漏りが起きるかもしれない、(養生しないと)傷がつくかもしれない、(連絡しないと)他の職人さんが間違えるかもしれない。
心構えで未然に防ぐことができる可能性がぐっと高くなります。
先週の日曜日、会社のエアコンが故障しました。リモコンの電源を入れると、1分も経たないうちに緑色のランプが点灯し、クーラーが止まってしまいます。
「今日は暑いのにこれは困った・・・」
すぐにメーカーのメンテナンスに連絡し、担当の方に来てもらいました。
すると室外機が故障しており、部品の交換が必要とのこと。
数時間後に電話があり、施工費込みで約11万円かかるとのことでした。
8年くらい使ってましたから仕方ないですね。
電気を使うものはいつかは壊れるものです。
家族が毎日使うものなら10年経てばどこかしらの不具合が出る可能性があると考えた方が自然です。
エアコン、エコキュート、食洗機、IHヒーター、便器、照明、電動シャッターなど。
電化製品は壊れることを前提に導入するのが正解だと思うんです。手動で十分な機能であれば、手動で良いんじゃないでしょうか。
メンテナンス費用は予想以上に高額になることもあります。
簡単に交換できること、不要な機能は必要ない、という考え方も重要だと思うんです。
住宅の見積をしていると、ウッドショック前に比べて材料の価格が上がったなぁと気づきます。
建材、木材、住宅設備、解体費、運搬費などすべて・・・だから住宅価格も上がってしまう。
おそらく、どの住宅会社でも同じ状況だと思います。
もし私が施主さんだったら、価格が上がった分に見合う「価値」が提供されてないと納得できないと思います。
「価値」とは、独自のデザイン性、光熱費の削減につながる断熱性能、安心して住まいできる耐震性などです。
ただ、これまでのやり方では、価格上昇に見合うだけの価値を提供するのは難しいと感じています。
だから、常に「価値を高めること」を考えています。
地元の工務店は、効率的な業務や少人数での設計と工事監理により、コストパフォーマンスを発揮しやすい形態です。
「工夫を重ねることで価値を高める」ということができるんじゃないかって思うんです。
我が家には約3坪の中庭があります。
住宅の壁とアルミフェンスで囲われてますから『コートハウス』と呼ばれる間取りです。
そこにはアオダモの木があり、葉っぱが微風でサラサラ揺れるのを見てると心が落ち着きます。
少しずつ植物を植えたり、鉢植えを置いたりしてるうちに、だんだん素敵な庭になってきたと思います。
夜は庭園等で照らされ、シックで落ち着いた雰囲気。洒落たレストランにでも来たみたいで私のお気に入りの場所なんです。
我が家では設計段階から間取りの何処かに「非日常的な何か」が欲しいと思ってました。
施主さんには少なからずそんな気持ちはあるんじゃないかって思うんです。
例えば「美しい本棚のある読書スペース」、「美しい調理器具が並べられる造作食器棚」、「小型プロジェクターで映画を楽しめる空間(我が家でも導入してみました)」・・・
非日常的な何かって言葉で表すのが難しいんですね。人によっても違いますし。
何気なくこういった場所をつくるのが工務店の意義かなって思ったりします。