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社長ブログ

修理依頼

日増しに地震で壊れた住宅の修理依頼が多くなってます。
なかには建築した工務店に「忙しい」と断られたのだという電話も。
電話口のお客様は地震の被害状況を上手く言葉で伝えられないことが多いんです。
(慌ててるということもあると思います)

今回気づいたのですが、職人さんが何気なく使ってる建築用語って便利だったんですね。
「棟瓦がずれた」、「下屋が下がった」、「クロスの入隅が空いた」、「基礎巾木が割れた」などと聞けばある程度想像できます。
そうでなければ案外わからないことが多いです。

ですから電話をいただいたらできるだけ早く見に行くようにしてます。
私が工具を持ってすぐに直してあげられれば良いのですが、あんまり役に立たないことのほうが多いです。
皆さん困ってるんです。
とにかくまずは確認、そして段取りだと思ってます。

新年の挨拶

新年の挨拶に来てくださる業者の皆様も一様に、
「おめでとうございますって言って良いんでしょうか・・・」。
そうなりますよね、こんな新年はお互い初めてですから。
建築に携わる仕事がら、どうしても今回の地震で被害にあった建物の話になってしまいます。
まさに能登へ外壁の補修に行っているという話も聞きました。

幾度の地震に耐えてきた比較的古い建物は見えない部分で劣化が進んでたのだと思います。
私どもが現在着工中の住宅は耐力壁を標準仕様としてますので、揺れには強くなっていると思います。
構造躯体に無理がないような間取りにもなってます。
他に思いつくこと・・・建物をできるだけ軽くすることが大事なのではと思ってます。
ガルバリウムは瓦やサイディングに比べて軽いので建物への負担が小さくなるはずです。
地盤改良は不同沈下対策だけでなく地震に対しても有効なんじゃないかとも思います。
制振装置は大地震に実際のところどうだったのか。
いろんな業者さんの話をもっと聞きたいですし、自分でもじっくり考えたいです。

大変な一年の始まり

元日の大きな揺れは感じたときは金沢市内の妻の実家にいました。
「グラグラ、ミシミシ!!」私の人生では最大級。本当にやばいって感じました。
でも庭の灯籠が倒れた程度の被害で済みました。
それは、「たまたま」震源地から遠かったからだと思います。
運が良かっただけです。

オリジナルウッドは比較的能登地方に近いですから
これまで、輪島にも珠洲にも住宅を建てさせていただきました。
無事の声を聞いたお客様もおられますし、連絡の取れないお客様もおられます。
皆様の困難を想像すると心が痛みます。

会社には地震の翌日から修繕依頼の電話がたくさん掛かってます。
しかし地震で職人さんを早急に手配できない場合が多く、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でもお客さんは不安だと思うんです。
さほど役には立たないかもしれませんが、まずは社員で手分けして不具合を確認しにいくつもりです。

学生時代は東京で過ごしました。
思い出せば東京の冬は晴れが多く、放射冷却(地面から熱が放出されて冷えること)
のせいで朝は乾燥していて、とんでもなく寒かったと記憶してます。
ところが午後になると太陽光で地面が温まり、ぽかぽかと気持ちいいんです。

北陸の冬はどんよりと灰色雲が空低く漂っていてなんとなく暗いです。(ずっと)
朝に限れば分厚い雲が掛け布団の役割を果たし、逃げていく熱を跳ね返すので
風さえなければ東京より暖かいんじゃないでしょうか。
個人的な感想です。

でもやっぱり太陽が出てたほうが嬉しいなぁ。

火災警報器

夜中の3時か4時ごろ我が家の火災警報器から「ピピピッ」っと音が。
「なになに、何、火事?」

★火災警報器さん:「電池切れです。」

我が家はちょうど10年目、火災警報器の電池交換時期は10年ですからすごく正確。
さすが、国産メーカー。

たしか、電池交換のサインは日中しか鳴らないって聞いてた気がするんですが・・・
全然、夜中に鳴るんです(要注意)

ちなみに交換用の専用リチウム電池は1,200〜1,300円くらい。
一方、火災警報器ごと交換した場合は3,000円くらい。
交換の差額や、機器の寿命を考えたら新しいのを買ったほうが良さそうです。
(電気屋さんも同じこと言ってました)