最近の新建材はテクスチャの表現力がすごすぎて本物と見分けがつかないものもあります。
玄関ドアはアルミにシートを貼ってあるんですが木目の凹凸までリアルで、近づいても本物に見えてしまうんです。
室内ドアなんかもそうです。
さすがに手で触れると木材の温度とは全然違うので本物かどうかすぐわかります。
しかし天井に張るクロスなんかは手で触れようがないので本物かどうかわからないかもしれません。
羽目板なんかは実の影まで再現してますから。
総合的に「新建材≧本物」なんてことも今後はありえるかもって思うのです。
私は木材に関して言えばやっぱり本物が良いと思ってます。
温かみがありますし、経年に伴う美しさもあります。
ただメンテナンスを考えると新建材が駄目だって言い切れないんです。
それだけ技術が進歩しているってことだと思うんです。
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4月から「フラット35」を利用するには国が定める「省エネ基準」を満たすことが条件になります。
これまでは、省エネ基準として「断熱等性能等級2相当以上」でした。
それが、「断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上」または「建築物エネルギー消費性能基準」に変わります。
オリジナルウッドの新築住宅なら楽にクリアできます。
しかし国土交通省と消費者庁で去年の10月からより上位となる断熱等性能等級等級6および等級7が新設されています。
これはZEH水準を上回る等級でHEAT20のG2・G3を目安に設定されてるんです。
将来的には当たり前の仕様になっていくと思います。
そうなるのがわかっているのなら先駆けて取り組んでいかないと時代遅れの工務店になりますし、施主様にも申し訳ないと思うんです。
フラット35 来月から国の「省エネ基準」を融資の条件に 国交省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230327/k10014020591000.html
4月から長女が県外へ進学することになりました。
長男と次男は先に東京で暮らしているので、家族は私と妻と3匹のネコになります。
3つの子供部屋は空室になります。
新築のときから、それぞれ四畳半で長女の部屋だけ間仕切りしました。
長男と次男はずっと間仕切り無しで過ごしました。(二人で9帖)
今も仲良しです。
みんな一度も狭いとは言わなかったなぁ。
四畳半でも十分なんだと思います。
北向きの窓は安定した光が入ってきて暗いとは感じませんでした。
今は部屋がガランとしてさみしいですがこれも家族の成長なんですね。
3月14日の日テレの『カズレーザーと学ぶ。』で『室温が低いと健康寿命が縮む!?寒すぎる日本の住宅を襲う2025問題』という番組をやってました。
慶應義塾大学理工学部教授・伊香賀俊治さんのお話。
「日本の家は世界的に見ても異常に寒く、それが原因で多くの人が病気になっているから。16度の家と18度の家に住み続けた高齢者の調査をしたところ、室温2度の違いで要介護期間が 3年違うという結果がわかった。WHOは“家の中の冬の室温は18度以上に保ちなさい”と勧告を出しており、その18度を下回るような家に住んでいると、脳卒中や心筋梗塞、肺炎などの病気で亡くなりやすい。5,000万軒日本には人が住んでいる家があるが、9割が18度未満で問題になっている。日本の家はおよそ7割が断熱材を使っていないか、わずかに使っている程度で断熱が非常に弱い。」
私のお客様も多くの方が「今住んでる家がとにかく寒くって・・・」とっしゃいます。
建て替え原因の上位になってる印象です。
これまでは施主様の関心は、デザインや素材などの重要度が高く、その次に断熱性能っていうところが多かった気がします。
コロナ以降、電気代も上がるし、建築費用も上がってます。
病気になりやすい家に住んでると医療費だって上がります。
性能の良い住宅を建てることは今は『正義』なんだと思います。
2年後、3年後常識になっていくことは先取りして今やっておくべきなんです。
『カズレーザーと学ぶ。』今回のテーマは人生に影響を与える「住まい」の新常識
https://plus.tver.jp/news/ntvtopics_134959/detail/
午前は新築住宅の完成工事写真を撮ってきました。
かれこれ20年くらい建物の写真を撮ってます。
もともとカメラに興味があったわけではないですよ。
それまではホームページやパンフレット用の写真はプロカメラマンにお願いしていました。
撮影現場に立ち合って撮って欲しいカットについて話したりファインダーを覗かせてもらったり。
楽しい。
何度かそうしているうちに自分でも撮ってみたいって思ったんです。
それでカメラ屋さんで一眼レフカメラを買いました。
建物を撮るような画角の広いレンズがあるってことも初めて知りました。
最初はカメラの設定がでたらめで、写真が暗すぎたり明るすぎたり歪んでたり。
でもそのうち最低限チェックしなければならない点を注意すれば失敗がなくなることがわかってきました。
撮影にかかる時間もだんだん短くて済むようになりました。
画像はパソコンの画面で確認し、場合によっては補正します。
そこそこ時間がかかるんですが、楽しい作業なんです。
自分たちがつくった家がかっこよく写真に収まったのを見るのは最高です。
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