東京ビックサイトで最新の建材や住宅設備、ファブリックスなどを見学してきました。
弊社が20年以上お付き合いいただいてる岐阜県恵那市の東濃地域木材流通センターのブースもありました。
センター長のKさんの姿も。
驚いたのはKさんと談笑している男性はいつもお世話になっているPC加工業者のイケメン部長。
二人に東京で会えるなんて感動です。
このような大きな展示会で有り難いのはメーカーの方、運が良ければ開発者に直に話を聞けることです。
特に断熱材、耐震・制振工法はオリジナルウッドにとって喫緊のテーマ。
新たに知ったこと、再確認したこと。勉強になりました。
住宅はお金さえかければ良いものが建つ訳ではありません。
「適材適所」の由来は、伝統的な建築現場における木材の使い分けからきました。
コストパフォーマンスを最大にするには木材にとどまらない「適材適所」が大事なんだと思うのです。
新商品がどんどん開発される昨今、適材は時代とともに変化していきます。
知識不足がコストパフォーマンスを下げてしまうんです。
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間取りとは、住宅の部屋の配置のことです。
あたり前のことですね。
では『間』(ま)とはなんでしょう。
すぐに思いつくのは物と物の「あいだ」、時間と時間の「あいだ」ですね。
他にはこんな「間」もあります。
・リズムやテンポの意に用いる=「間をとる」「間を外す」
・ちょうどよい折、ころあい、機会=「間を見計らう」
話が上手な人は間のとり方がうまいのです。
身のこなしが素敵な人はやはり間のとり方がうまいのです。
住宅はどうでしょう。
寸法を大きく変えると「間崩れ」を起こし、構造的に弱くなるだけでなく落ち着かない空間になります。
窓や建具の配置はリズム・テンポが悪いと統一感がない空間になってしまいます。
素敵な家はやはり『間取り』が良いのです。
だんだん朝晩冷え込むようになってきましたね。
この時期になると家づくりの打ち合わせで「寒いのが嫌なんです」という要望が増えてきます。
夏の打ち合わせでは「暑いのが嫌なんです」となりますが、北陸地方は夏でも冬の話が多いですね。
それだけ皆さん暖かい住宅を望んでるんです。
私も家を建てるなら夏より冬のほうが気になります。
そうしますと、やっぱり重要なのは断熱。
木造住宅は鉄骨に比べ柱の間に高性能グラスウールや現場発泡ウレタンなどの断熱材を入れるだけでも一定の断熱性能を確保できます。
窓は面積的に小さいのですが熱損失は建物全体の約半分といわれてますから、性能の良いサッシは重要です。
樹脂窓複層ガラスやトリプルガラスを使えばHEAT20 G2レベルも見えてきます。
あとは外張りなどの付加断熱によってどの程度まで性能を上げるかです。
ここは施主さんが住心地を何に求めるかによって違ってきますので丁寧な説明は必要だと思ってます。
YKK AP株式会社
https://www.ykkap.co.jp/consumer/products/window/series/apw
物価が下がらないですね。
お客様がショールームでキッチンを決めてこられたのですが7万円アップしてました。
「色」だけ変更したのにです。
本来は追加金額など出ません。
今月の価格改定で値段だけアップしたんです。
お客様にはこの差額は言いにくいですね。
いや良心的に言えないです。
こんなふうに思ってる工務店はきっと多いと思います。
ドライに「物価上昇による価格アップですから払って下さい」って言うビルダーもあるとは聞きます。
それはそれで間違いではないと思います。
商品は値が動くのは当たり前ですから。
飲食店や小売店でも同じだと思うんです。
お客さんの笑顔のためにギリギリまで価格をあげないお店。
うちの近所にもあります。
そんなお店で買い物するとありがたいと思うのですが無理しないで、とも思うんです。
先日サウナへ行ったときのこと。
浴室内の床や壁に張られたタイルの一部が白く汚れていました。
なんとなく建物が古くなって見えてしまいます。
あれってエフロレッセンス(白華現象)と言うんです。
モルタルなどに含まれる酸化カルシウムが浸入した水分により溶解、外部に流出し外気中の炭酸ガスと結合し白色の炭酸カルシウムに変化したものです。
外壁やポーチの床、ブロック塀などにもたまに現れます。
すぐに構造や環境に害があるわけではないのですが見た目が良くないですね。
以前、クリーニング業者さんに聞いたことがあるのですが、エフロレッセンスを除去する洗剤はあるそうなのですが完璧にきれいにするのは難しいそうです。
建物の外観で目立つ部分にタイルや石を張る場合は気をつけておいたほうが良いです。