オリジナルウッドの特徴の一つでもあります、『東濃ひのき」。
それ自体セールスポイントの一つですが、自分たちの目で見た良材を仕入れるということのほうが重要ポイントです。今回も岐阜県恵那市の「東濃地域木材流通センター キーポイント」さんへ行ってきました。
(30周年記念本当におめでとうございます。そしてその間、ずっとありがとうございました)






今回思ったのは、乾燥方法によって木材の芳香や色味が全然違うということです。
ある製材所は時短のために高温で乾燥させます。
またある製材所は低温で時間をかけて乾燥させます。
後者のほうがリグニン(植物の細胞壁を構成する主要な成分で、木材の強度や耐久性を高める役割)、フィトンチット(植物が外敵から身を守るために放出する揮発性の物質で、抗菌作用やリラックス効果あり)といった精油分が木材に残りやすくなります。
実際に匂いを嗅ぐとわかりやすく違います。
建物は建築金物や耐力壁だけで強度が上がるものではないと思います。
構造材そのものが良くないと、腐食したり、シロアリに食べられたりします。
結果、長持ちしません。
25年前にはじめて訪れた恵那。今では多少土地勘も養われてきました。
昔と比べますと、駅前を中心に再開発が進み都会的で素敵な街に変わってきました。
いつも恵那に来るのが楽しみです。