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社長ブログ

持ち家

野村総合研究所レポートによりますと、日本の新設住宅着工戸数は2024年度の82万戸から減少傾向が続き、2030年度には80万戸、2040年度には61万戸にまで減少すると予測されています。
持ち家に限っては2024年度には22万戸だった新設住宅着工戸数は、2040年度には14万戸に減少する見込みです。
36%の減少です。
理由は「住宅価格の上昇」や「人口の減少」。

野村総合研究所「2040年度の新設住宅着工戸数は61万戸に減少」

https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/20250612_1.html

資材の値上がりで建築費がどんどん高くなってます。
一方で国が求める住宅性能はハイレベルになってます。
去年に比べて子育てグリーン住宅支援事業助成金の額が実質半額になってます。
わずか一年違いで半分。
これは「ZEH水準住宅」よりさらに高性能な「GX志向型住宅」に大きく予算を割いたからだと思います。
下位基準の住宅には抑制的な建付けです。
個人的には予算配分をもう少し考えてほしかったと思ってます。

エコキュート交換

エコキュートの交換が終わりました。
お湯が6日間使えなかったのですが、こんなにも不便なんだと実感しました。
大雪の中、スーパー銭湯に通う日々を繰り返していました。
それはそれで楽しかったのですが、短期間だったから楽しめたのだと思います。

今朝、エコキュートのタンクが満タンになり、安心感が違います。

エコキュート本体、運送費、配管屋さん、電気屋さん、使えなくなったエコキュートの処分費を合わせると、
50万円くらいかかるのではないかと思っています。
うちのエコキュートは薄型の460Lタイプなので、値段が高いのです。

「やっぱりエコキュートの寿命は10年が目安かな、15年持ったらすごいですよ」
と配管業者さんも話していました。
費用を毎月で計算してみると、50万円÷10年÷12ヶ月=4166円。
これが4166円のサブスクリプションと考えれば(電気・水道代は別)そんなものかもしれません。

電気を使うものはいつか壊れます。
ましてや毎日使う給湯器ですから、その活躍を考えると安いかもしれないと思いました。

コロナ・エコキュート薄型タイプ(460L)

価格

TOTOさんの住宅設備が8月から値上げになるそうです。
「なるべく7月に発注ください」とのこと。
TOTOさんが悪いわけではないですよ。
ほかのメーカーさんも同じです。
コロナやウクライナ以前はモノの値上がりなんていうのは気にしたことはありませんでした。
もちろん、特別な事情があって個別建材の値上がりはありました。
でも大したことなかったんだと思います。
ここ数年はコロナやら戦争やらいろんなことがありすぎて値上がりが当たり前になりました。
それまでの安定した価格が嘘のように数カ月後には値上がりします。
ですから会う業者さん皆に「値動きはどうですか」って聞いてるのですが
下がりました、って聞いたことないです。

うちの飼い猫です

新紙幣

渋沢さんの10000円札ゲットしました。
今のところ福沢さんの壱万円札の方が厳かな気がします。
でもこれも近代的なデザインで悪くないです。
肖像が回転する3Dホログラムもかっこいい。
因みに1枚当たりの製造原価は約20.4円だそうです。
それでも国が1万円の信用を与えてるのがこの一万円札。
1万円の価値がある物と交換できます。
じゃあ価値って何なのか。
人それぞれ違います。
場面によっても違います。
砂漠で喉がカラカラで死にそうな人にとって、
1リットルの水は普段の何百倍の価値があるかもしれません
お金は哲学的なんだと改めて思います。

能登

週に一回は能登へ行ってます。
被災した住宅の改修工事の打ち合わせに、輪島、門前、七尾、中能登・・・。
「公費解体が始まるんです」という方がいれば、
「全然解体の話は聞いてないです」って方もいます。
場所によってまちまち。

復興が進まない理由は能登特有の事情があります。
「道路の寸断」、「被災地の過疎化」など。
これまでの震災とは違う点。

能登半島地震の復興基金が熊本地震を超える530億円超で決着する見込みだそうです。
大きな予算がついたのは有り難いこと。
あとは復興後の能登がどのように生まれ変わるのか、そこが知りたいです。

2週間前の門前町