Manager Blog

社長ブログ

家具

インテリア家具の営業の方が来社されました。
展示会や内覧会で毎度お世話になっている付き合いの長い家具屋さんです。
大きなショールームにはダイニングテーブルやソファ、ベッド、照明など素敵なものが揃ってます。
営業の方いわく「最近はお客様もいろいろ迷われて商品を決められないことが多いです」とのこと。

確かに家具選びって難しいですよね。
実際に配置してみないとサイズがわからないですし、予算も気になります。
「良いなぁ」と思う家具は価格も立派なんですよね。

私ならダイニングテーブルと椅子は値が張っても良いものを選びます。
良いものは椅子の座面を張り替える事ができますし、テーブルの天板もきれいに削る事もできます。
結果的に長く使えるのです。
ついでにダイニングの照明も少しだけこだわって良いものを選びます。
ダイニングセットが良いとLDKの空間全体が素敵に見えるんです。
ダイニング・リビングのカーテンもケチってはいけません。
これ結構大事です。
生地が悪いとドレープがきれいに出ず、だらしなく見えてしまします。
必ずプロに採寸してもらい寸歩が合ったものを取り付けたほうが良いです。

ソファーは子供が小さいころは高価なものは要りません。
座面に乗ってジャンプして壊したり、生地も汚れやすいからです。(白っぽいのは特に汚れが目立ちます)
そのうち買い替えするつもりで考えます。

それ以外の家具は色やデザインが部屋に似合えばそれで良いです。
あくまで私の意見ですよ。

景色

ブログの更新が少しご無沙汰になってしまいました。
ちょっと用事があって東京へ行ってたんです。
新幹線かがやきなら金沢〜東京は2時間半ですから私の学生時代に比べて近くなったなぁって思います。
読書してたらあっという間に着きました。
2時間半って絶妙。
はくたかだとちょっと長く感じるんですよね。

私がいつも東京を歩いてて感じるのは田舎とは「距離」が違うということです。
例えば同じ3キロメートル歩く場合。
建物や道路など次々と景色が変わる「都会」は「短く」感じます。
同じ景色がフラットに続く「田舎」はすごく「長く」感じます。

家でもそういうことがあります。
同じ面積でも広く見える部屋と狭く見える部屋。
長く感じる廊下と短く感じる廊下。
見える景色で感じ方が変わるんです。

メンテナンス

よくメンテナンス費用がかからないものってないですか?って聞かれます。
これまでの経験でいいますと、素材が人工的になればなるほど劣化はしやすいと思います。

石とか砂とか土とか、自然に近いものほど劣化しにくいです。
コンクリートやガラス、タイル、レンガ、瓦などは比較的劣化は遅いですね。
反対にビニールやシート貼り製品などの新建材は一般的に劣化が早いです。
注意しなければいけないのは、すべての建築材は遅かれ早かれいつかは劣化するということです。
建築材が長持ちしたとしても、いつか生ずるメンテンス費用が莫大にかかるようでしたら意味がないですね。
期間だけの問題ではないんです。

ですから簡単にメンテナンスができるような造りにしておくことが大切です。
例えば部分補修が可能なこと、交換部材が簡単に手に入ること、足場組が不要なことなど。
また板張りなどは住人がDIYで塗装できるよう、手の届く部分に施工したほうが無難です。
そうすることでメンテナンス費用は少くてすみます。

専用スペース

面積は小さくても広く感じる家ってありませんか。
そんな家は何かと何かを兼用しているんです。
例えば、
・廊下×書斎
・二階ホール×物干し場
・家事室×サンルーム×パントリー
・脱衣室×ランドリールーム
・寝室×ワークスペース
・リビング×和室
・ダイニング×スタディスペース

生活する上で兼用または併用できるものはないかな、と考えると案外たくさんありますよ。
使い方が限定されるスペースってもったいなくないですか。
専用スペースにこだわりすぎると面積が増えコストがかかります。
それと柱や壁が増えてしまい、空間的な広がりがなくなってしまうんです。

「それは絶対必要なの?」と自問してやっぱり必要なら専用スペースを設ければ良いんです。
大切なのは柔軟さだと思います。

年会費

日本ホームインスペクターズ協会から年会費の支払い期限が迫ってるので振込んでほしいとのメール。
「あれ、事前に請求書が来るはずなんだけどなぁ」。
やばいと思い、慌てて電話しました。
窓口の方によると、入会月によって年会費の支払日が違っていて、私には1月に請求書が届くのだそうです。
良かった〜協会から除名されなくて。

ホームインスペークターとは住宅全体の劣化状況や欠陥の有無を目視でチェックし、メンテナンスすべき箇所やその時期、おおよその費用などを「中立な立場」でアドバイスする専門家です。
そんなに難しい資格ではありませんでしたが、不動産業者や建築業者は持っていたらとても役に立ちます。

雨漏り箇所の推定、基礎のひび割れについての考察、外壁塗装の劣化状況など。
施主様寄りでも建築業者寄りでもなく、「中立の立場」で、というのが重要なんです。

建物の大きさにもよりますが3時間程度で診断して、報告書を作成し後日依頼者にお渡しするかたちです。
費用も大きさによりますが5万円前後だと思います。