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社長ブログ

カメラバッグ

肩掛けのカメラバッグが壊れました。
バッグ本体から斜めについているショルダーベルトの付け根部分がバキって取れてしまいました。
カメラ屋さんで買ったデザイナーズ物で見た目がとにかくカッコよかったんです、だからすごく残念でした。
実際に使ったのは3年くらいでしょうか。

でも、カメラってそもそも重いものなのでショルダーベルトの取付部が外れるのはまずいと思うんです。
カメラはやはり高価ですから破損したら大変です。

昔父が良く言ってたなぁ。「格好ばっかりの物は駄目や」って。
そうかもしれません。
鞄専門メーカーのものならこんな壊れ方はしないと思います。
実際に10年以上使っているカメラバッグもあります。
機能が伴ったデザイン、実力が伴った評判、そういうのって大事だと思うんです。

無垢材って良いの?

弊社がオリジナルウッドと社名を変更してから3年が経ちます。
original(オリジナル)には何か加工されたものではなく「元来の」という意味があります。木造建築では無垢材ということになるでしょうか、弊社の家づくりのポリシーの一つです。
一方でオリジナルには、「独創的・独自のもの」という意味もあるんです。
無垢材が全てにおいて木造建築の中で正解かといえば私はそうは思いません。
加工した木材でもデザイン的に素敵なものもあります。
セブンチェアってありますよね、アルネ・ヤコブセンがデザインしたベストセラーです。
最大の魅力は、緩やかな曲線を描く美しいフォルムと、身体を優しく包み込む座り心地。これは『成型合板』を使用し、三次元曲面で構成されているんです。
無垢材では不可能なんです。おそらく当時は信じられないくらい独創的だったはずです。
木の良さを失わないように、そして柔軟に考えることがオリジナルの木造家屋をつくることだと思ってます。