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窓リノベの効果

築20年経過したわが家は、補助金を活用しながら8年かけて少しずつ窓の改修を行なっております。当時のサッシの仕様ですが居室はアルミのペアガラスで、それ以外の箇所は単板ガラスが普通という時代だったんですね。

こういう仕事をしていますと、サッシやガラスの性能がだんだん良くなっているのを常に見ていますので羨ましくもありました。それがきっかけでわが家で窓改修をやってみようと思ったわけです。

今日は南西にある掃き出し窓についての体験談です。8年ほど前にペアガラスのアルミサッシのところへ内窓を入れました(外はペアGだったので内窓は単板Gにしました)効果は大きく、外からの音は大幅に軽減されて空調設備の効率もあがり、これまでの生活と比べると快適さの違いがよくわかります。

一方でデメリットもわかってきました。それは外窓と内窓の空気層はどちらかの窓を開け閉めしないと熱の逃げ場がないのです。空気層部分はとくに夏場は膨張しガラスに負担がかかり、冬場は結露してしまいます。外窓交換というやり方もあるけれどかなりの費用になりますし、コスパ良く快適にできる方法はないかと考えた結果、外窓のガラスをアルコンガス入りのLOWEガラスに替えてみました。

夕方近くになるとカーテンレースで強い西日を遮っていた窓は、今は強い西日も気にせずに快適に過ごせています。いつもなら冷房を入れたくなる季節ですが、今年はまだドライモードです。ガラス交換という選択肢は遮熱効果を十分に感じることができました。家族みんなが喜んでいます。

値上がりした電気代ですが、窓ガラスを替えたことによって削減できそうです。昨年の7月、8月の消費電力と比較が楽しみです。                                                          

                                        スタッフY

仕入れのこと

元々、弊社は製材業から始まった工務店ですから、年に数回は岐阜県まで足を運び、競りに参加して材木を仕入れ(買付け)てきます。                               

主に『東濃ひのき』の土台、管柱などをご契約をいただいたお施主さまのために競りに参加します。土台や柱については比較的安定した数量を確保できるのですが、桧の羽目板やフローリングの場合は競りに出ている量が少ない時があります。

上手く仕入れるだろうか。。。

そのような状況の時はとても緊張します。量が少ない時は手を挙げる方が多いと競り落とせる確率が下がりますから、事前に必要数と良材であるかどうかを念入りにチェックします。周りは目利きの方ばかりですので、良材を競り落とした時は達成感でいっぱいです。

ただし、いつでも簡単に仕入れができるわけではありません。原木の不足時やウッドショックの時は価格の高騰で思うように買えない時がありました。

自分たちの目で確かめて仕入れができるのは、材木屋あがりの工務店ならではの楽しみなところもあります。競りに集中しすぎてどっと疲れることもありますが、好きなので楽しんでおります(笑)  

                                        スタッフY  

HEAT20 G2仕様の家

5月に上棟した現場は先日断熱工事を終えました。

完了確認のため現地に向かった日は夏日でしたので、

大工さんに「暑い中、お疲れさまです」と声をかけると、

「中は涼しくて快適です。窓締めて作業してます!」と笑顔で返事がありました。

たしかに涼しい。。。体感で5℃は違うかも。

HEAT G2の家はH28年省エネ基準の家よりも、暖房負荷削減率が約50%と言われています。

建替えのケースは年間を通しての電気代はもちろん、快適さの違いを感じることは間違いないと思います。

後から打合せに来られたお施主さまに、この段階での快適さをたいへん喜んでいただけました!   

                                        スタッフY