こんにちは、Sです!
まだ6月にもなっていないというのに気温が30度近くになったりと暑いですね。
車で冷房してもフロントガラスからくる太陽の日射熱が熱くて...
実はこれお家に置き換えても同じことが考えられます。
例えば8月下旬に南面の窓1㎡あたりから侵入してくる日射量は樹脂ペアガラスで日射取得率等も考慮して計算すると多い時で約250Wくらい
東面や西面は1㎡あたり約300Wくらい太陽の熱が建物に入ってくることになります。
太陽の熱はこんな↓サイトから数値を調べて計算しています。
高さ2m、幅2mの窓が西日を受ける場合は4㎡×300W=1,200Wの熱が入ってくることになります。電気ストーブくらい...
窓が真南に向いている場合は庇や軒で何とかこの熱を対処することができる場合もあるかもしれませんがなかなか窓が真南に向いていることはありませんよね。
そして東や西からの日射は低い角度で入ってきますので非常に厄介。
対策としてはよしずやタープなど窓の外で日射を遮蔽できるものがあると良いですね。窓の外で遮蔽することで太陽から室内に入る熱を8割ほどカットしてくれます。(カーテンなどは3割ほど)
冬はできるだけ取り入れたい太陽の熱、夏場は逆に取り入れたくない太陽の熱、夏の太陽の熱の対処も考えて家づくりをする必要があります。
窓の断熱性能が良くても日射熱は入ってくるし、建物全体の断熱性能が上がれば入ってきた日射熱は外に逃げれず室内に取り残されてしまいます。
気温上昇している昨今、夏の家の在り方を再度見直していきましょう。
スタッフ S