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「家族が健康で安心して住める家を建てるには」1

私は駆け出しのころ他社の建てた家をよく見学に行きました。
さすがに偽名を使ってアンケートを答えるのは気が引けます。
でも気軽に他社の作品を見ることができる場所があるのです。

それは他社と同時開催中の集合展示場の家。

「○○ホームです!ちょっと見ても良いですか。」
という感じでお互いに行き来しました。

展示場で建てられた住宅は各々自信作ばかりで格好良いものばかり。
でも不思議と「良い家だな」と思う家と「住みたくないな」と思う家があるのです。
それも玄関に入った瞬間からです。
それを先輩に話しますと、

そりゃ、使っている材質が全く違うからだよ、目に見える部分も見えない部分もね。」

確かに太く立派な木材を使用している住宅は玄関に入った瞬間に「凜」とした落ち着きを感じるのです。

大壁仕上げの場合柱は表面には見えてこないのですがそれでも構造的な安心感は伝わってきます。

木製建具枠や金属建具枠には中密度繊維板にプリントシートを貼った素材を
使ったものもあり、何となく質感が軽くプラモデルみたいな感じがします。

当時の住宅はシックハウスや構造偽装の問題など住宅に関する情報はネガティヴなものばかり。

「家族が健康で安心して住める家」とはいったいどんな家なんだろう。

次回から木材業、工務店の立場から私が思う「家族が健康で安心して住める家」
を紹介させていただきます。